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切子ひとつで、食卓をさりげなく華やかに | 日常に煌めきと彩りを添える江戸切子・硝子の器

2026.02.19

みなさんは「切子」と聞くと、どんなイメージがありますか?

「料亭や、少し特別な席で使われるもの」
「専門店や百貨店で並んでいる高級品」
「華やかだけど、普段使いは難しそう...」

こんなイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。
 
工芸ガラスの代表格でもある「江戸切子」は
今もなお受け継がれ続けている日本を代表する伝統工芸品で、
その技術の高さと美しさは海外からも注目を集めています。
 
しかし実は、切子は普段の日常の食卓でこそ魅力を発揮する器でもあるのです。

今回は、切子の魅力はもちろん、意外と知られていない実用性や
日常の食卓に取り入れやすい選び方、
コーディネートのポイントについてご紹介いたします。

 

切子とは?

切子は、ガラスの表面にカットを施して
文様を生み出すガラスの装飾技法のことを指します。

「切子」のという名の由来は、立方体の角を切り落とした形の
切籠形(きりこがた)から来たといわれています。
江戸時代後期、はじめてガラスに触れた人々にとって切子という響きの美しさも、
きらめく文様の華やかさも驚きと高揚感をもって迎えられました。

掲載商品:江戸切子 ロックグラス 松竹梅 (瑠璃)

 

190年以上の時を超えて愛される「江戸切子」


清水硝子公式HPより引用

切子の代表格として知られている「江戸切子」
誕生したのは、江戸時代後期の1834年とされています。

ガラス問屋・加賀屋久兵衛のもと、江戸でガラスが作られ
さらに硝子に細工を施したことが江戸切子の始まりだと言われています。
 
現在では、特別な器というイメージが一般的ですが
そのルーツは、限られた採算のなかで生まれ、町の職人によって育まれてきた手仕事にあるのです。

食器、風鈴、重箱、墨置き、手拭いかけ
日常のさまざまな道具が切子で作られるようになり、
なかでも風鈴は、江戸の夏の風物詩として人気を集めました。

このように江戸切子は、庶民に愛される日用品として広がっていったそうです。
 

「切子」は技法の名前でもあるため
江戸切子以外にも、さまざまな魅力あふれる切子があります。

産地や作り手が変われば、文様の表情や色合い、形もさまざま。

酒器だけでなく、小鉢や珍味入れのように
普段の食卓に取り入れやすい形状も増えてきて
今では食卓を演出する器の選択肢として親しまれています。
 

意外と知られていない「切子の実用性」

「繊細で扱いが難しそう」という印象を持たれがちな切子。

しかし実は、切子の魅力は美しさだけではなく
日常の食卓で心地よく使える実用的な魅力がいくつもあります。
 

◼︎持ちやすく、滑りにくい

切子の表面には、細かなカット模様が入っています。
この凹凸が指先にほどよくフィットしてくれるので
無地のツルッとしたグラスよりも握った時に安定感を感じられるのです。
 

◼︎高い耐久性

手磨きで仕上げられた高品質な切子は量産ガラスよりも
カットや研磨の精度が高く、適切に扱えば何年も愛用することができます。
 

◼︎用途に合わせた幅広い形状

切子というと、酒器という印象を持たれがちですが
形状のバリエーションが豊富なので、飲み物だけでなく
副菜・薬味入れなどの小鉢としても日常的にお使いいただけます。
 
掲載商品:夢切子 千代口 赤

切子の選び方

どれを見ても美しく華やかな切子は、日常使いとして何を選ぶべきなのか
イメージが沸きにくく迷われる方も多いようです。

そんなときは「用途・形状・色合い」の3つを軸に選んでみると
普段の食卓に取り入れやすいものが見つかりやすいかもしれません。

用途で選ぶ


 

ロックグラス

お酒だけでなく、お水や炭酸の飲み物、アイスコーヒーなど
日常的にいただく飲み物を、少し特別な1杯にしてくれます。
 

ぐい呑み

お酒はもちろん、一口を味わって愉しむ味の濃い飲み物にも。
香りをふわっと立ち上がらせるフォルムのものも多いため
風味を楽しみたい方にもおすすめです。
 

千代口

冷奴の薬味・漬物・フルーツ・デザートなどの小鉢としても使える切子は
食卓で幅広く活躍するため、最初にご自宅に取り入れる切子として選ばれる方も多いです。
 
掲載商品 左から
切子・角丸グラス 赤
江戸切子 ロックグラス 松竹梅 (赤)
夢切子 千代口 赤

形状で選ぶ


 

丸珍味入

懐石料理などに添えられているイメージがある形状ですが
前菜やおつまみだけでなく、ソース、ネギ・大根おろしなどの薬味まで
毎日の食卓を、手軽にさりげなく華やかにしてくれます。
 

高台

高さのある形は、食卓に1つあるだけで華やかな格がもたらされます。
「何を入れて使うの?」とご質問をいただくことが多い形状ですが
もずく酢や冷製スープ、果物やヨーグルト、ソースやドレッシングなど
アイデア次第で幅広くご活躍いただけます。
 
掲載商品 左から
夢切子 珍味入 藍
夢切子 高台 藍

 

カラーで選ぶ


 

透明感のある清涼感を感じさせる色合いで
和食や薬味、涼やかな甘味とも相性が良いです。
 

瑠璃 (青)

凛とした落ち着きのある印象で、食卓を品よく引き締めながら
お料理の色をきれいに見せてくれます。
 

ぱっと華やぐような高揚感を感じられる色合いで
おもてなしや、ちょっとした記念日にもぴったりです。
 

透明感のあるレモンイエローの色合いは
涼やかな前菜、甘味やフルーツにもおすすめです。
 
掲載商品 左から
江戸切子 ぐい呑 うずまき (緑)
江戸切子 ぐい呑 うずまき (瑠璃)
江戸切子 ぐい呑 うずまき (赤)
夢切子 千代口 黄

カジュアルに愉しむ硝子の器

切子の魅力に惹かれながらも、
もう少し気軽にガラスの器を取り入れてみたい…

そんな方におすすめしたいのが手彫硝子です。

クリアガラスに職人が一つ一つ手彫りを施した手彫硝子は、
切子のような華やかさがありながら
どこかやわらかく、かわいらしい雰囲気が魅力的です。

マットな質感と手彫りの模様が
カジュアルさと上品さを兼ねているのも魅力的です。

模様の陰影が光を受けてふわっと浮かび上がり、
飲み物や前菜、果物などいつもの一品もすこしだけ特別に見せてくれます。

お手に取りやすい価格帯となっているので
「気軽に硝子の器を取り入れてみたい」という方にもぴったりです。
 
掲載商品 左から
手彫硝子・丸珍味入 ヒワ
手彫硝子・高台珍味入 ヒワ
手彫硝子・丸珍味入 ルリ
手彫硝子・高台珍味入 ルリ
手彫硝子・丸珍味入 ロゼ
手彫硝子・高台珍味入 ロゼ

 

日常に煌めきと彩りを添える器

切子は、特別な日だけでなく
日常の食卓にさりげなく華やぎを添えてくれる存在です。

食演生活では、江戸切子はもちろん
食卓を演出するさまざまな硝子の器を幅広く取り揃えております。

大切な方への贈り物にぴったりなとっておきの一品もご用意しておりますので
ぜひ是非店舗でお手にとってご覧ください。

 

 

青山食演生活では、食卓を豊かに彩るこだわりの器や道具を取り揃えています。
盛り付けの余白や素材の表情を生かすコーディネートで、
日常のひとときも、特別なシーンも心地よく演出できるアイテムに出会えます。

 

毎日の食卓から特別な日のおもてなしまで、
気軽でちょっと贅沢な盛り付けや器
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こちらもぜひご覧ください。

 


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