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お皿とグラスだけで見違える! 夫婦で楽しむおしゃれな晩酌


コロナパンデミックも3年目に突入しようという昨今、「家飲みにマンネリを感じている」という声が増えているといいます。そんな時こそ、いつもの晩酌に特別感をもたらす酒器や食器などのアイテムを使って宅飲みをクラスアップ!夫婦で楽しむ晩酌タイムの彩り方を提案します。

寒さが堪える夜は、スタイリッシュに熱燗を

まだまだ続く寒さを味方につけて、気温を味方につけた晩酌タイムはいかがでしょうか。
冬の醍醐味は身体を芯から温める料理と熱燗の組み合わせ。

料理はいつものラインナップで大丈夫。
盛り方や器を変えるだけで食卓はがらりと表情を変えてくれます。

麻素材のプレースマットに箸置きを添えて、鍋物やおでんなどのいつものお料理もひと工夫するだけでいつもと違う雰囲気に。

ひと工夫といっても、柔らかくなめらかな手触りの陶器のうつわを使って、最初のひとよそいをバランスよく盛り付けておくだけ。

おでんやお鍋といった調理した人がラインナップを把握しているメニューでは特に、一皿目のとりわけでホスピタリティを感じてもらうことができます。

熱燗を注ぎあいながら、出汁の染みたおでんに舌鼓。
慣れ親しんだリビングやダイニングも小洒落た小料理屋さながらの雰囲気に様変わりです。

美しい酒器が会話を盛り上げる

徳利とお猪口にはこだわりたいところ。
槌目の美しい、ステンレスの徳利なら大人の宅飲みを上品に格上げしてくれます。

保温性も抜群で、結露を引き起こさない徳利はプレースマットも汚しません。

肩肘張らず、自然体で熱燗を楽しめる大人にこそ似合う和室にも洋室にも映える美しい酒器。
どこか硬質な光の反射とほっこりするお料理のマッチングは大人感のあるおしゃれ度を急上昇させてくれます。

湯気の立ち上るお料理と上質な酒器で注ぐ熱燗の組み合わせは、日本料理屋で味わったものなら酒器を一組揃えられるほどのお会計になってもおかしくありません。
良い徳利とお猪口は、季節を選ばないので、熱燗だけでなく、キリッと冷やした冷酒も引き立ててくれ、一年を通して使うことができます。

それなら自宅にお気に入りの徳利&お猪口を揃えて、夫婦水いらずを楽しむのも乙なものです。
「酒器を使う」ことが「美味しいお酒を飲む」こととイコールになれば、それは家飲みの環境として最上の空間。

こっくりとなめらかなお酒がなみなみと注がれたお猪口の表面にはゆらゆらとテーブルライトが輝きます。

ちょっと飲みすぎてしまっても大丈夫。
酔い覚ましに近所を散歩してみたり、窓から月を眺めてみたり。

何度でもしたい、夫婦での乾杯。

「いつもありがとう」「これからもよろしく」
が伝わる乾杯になりそうです。

冷酒とお刺身を上品に魅せるガラスの魔法

年々暑さが増し、晩春にも暑さが堪える夜がやってくるようになりました。しかし、美しい器とグラスさえあれば、暑さは冷たいお酒を美味しくさせるエッセンスへと変わります。

手間をかけた料理がなくてもリッチで心豊かな時を過ごすことができるのです。

準備に時間をかける必要はありません。

お刺身とお惣菜を美しくも一風変わったお皿に盛り付けて、雰囲気たっぷりの特別な夜を演出することができます。

蒸し暑い日本の夏は涼やかなガラスの魔力を味方につけたい。
光を透過させるガラスはお酒のみならず、お料理のみずみずしさをも倍増させてくれます。

木の温かみと切り子硝子の繊細な輝きを掛け合わせた器にお刺身を盛り付けて、梅干しや付け合わせを少しずつ小皿に取り分けて。

たったそれだけで驚くほど粋でおしゃれな食卓が実現します。

お刺身は温度といただき方で味わいが大きく変わる料理の代表格。

涼やかなガラスを使ったお皿を刺身皿に使うことで、最高に美味しい鮮魚を自宅で味わうことができます。

スーパーでさっと選んできたいつものメニューだったとしても、器を誂えるだけで見違えるような輝きを放ち始めます。

きっと、もてなしたいお相手にも「特別な日」を感じてもらえることでしょう。

お風呂でさっぱりと汗を流したら、今日はテレビやNetflixもつけずに夫婦水いらずでおしゃべりのひととき。

豆皿に少しずつお惣菜をとりわけ、一つ一つテーブルに並べていくと時の流れが緩み始めます。

大人の家飲みでは、食事やつまみは少量ずつゆっくりと時間をかけて食べるのが肝要。
まだ日のあるうちに飲み始めるのもいいですね。

スガハラガラスの切子ペアグラス

表情を楽しみたいクリスタルのようなお酒には、上質なグラスが欠かせません。

冷酒や焼酎のロックを切子のグラスでいただきましょう。
熟練の職人によってこだわり抜かれたsghr (スガハラ)ガラスのグラスはお酒の味を何倍にも引き立ててくれます。

今日の主役は会話とお酒。
少しずつ暮れていく窓の外の変化をじっくり楽しんで、暗くなってきたら卓上のキャンドルに火を灯します。

職人たちがガラスと向き合って仕上げた美しいグラスを蝋燭の灯に掲げると、お酒の表情まで味わうことができ、そこには特別な会話は必要ありません。

「綺麗だね」
その言葉だけで2人の豊かな時間がゆっくりと流れていく音が聞こえてきます。

時間をかけた凝った料理や値の張るお酒がなくても、いつもの2人と美しいガラスの煌めきが初めての夏を連れてやってきます。

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