がっつりお肉を食べたい。
今回はお肉料理をテーマにしました。
日本では、その歴史的・文化的な背景から長い間、お肉料理を食べてきませんでした。
仏教の教えにもあるように「生きるものを殺さない」という教えから、特にお肉料理を食べてはいけないという風潮が強く、魚介類や野菜を中心の食文化が広まってきました。
しかし、明治時代以降、西洋文化が日本に入ってきたことで、お肉料理の文化が大きく広まりました。
牛鍋や、すき焼きなど、日本独自のお肉料理の文化が花開き、大正、昭和と更なる西洋文化の流れを受けて日本の肉料理文化は成熟してきました。
もともと研究根深な日本人の探求心は計り知れなく、今までは日本ほど多様なお肉料理が食べられる国はありません。
また、日本の牛肉や豚肉はその品質の高さからブランドとしての価値も高く、海外の憧れの食材です。
目次
メイン料理はお肉で決まり!
お肉料理の歴史は非常に古く、人類が狩猟生活を営んでいたころから始まります。
人類は古くから狩猟や家畜の飼育を通じて肉を手に入れ、それを調理して食べていました。
古代ギリシャやローマではお肉料理は富裕層の食卓を飾る高級食材として扱われ、
特にローマ帝国時代には豪華な宴会や競技会で振る舞われる高級料理でした。
近代になってお肉料理は広く一般に普及し世界中で様々なお肉料理が楽しまれています。
お肉料理の代名詞「ステーキ」!
ステーキはどなた様もご存じの牛肉の塊を豪快に焼いたお肉料理です。
一般的には薄くスライスされた牛肉を、直火やグリル、フライパンなどで焼くシンプルな料理です。
しかしその味は焼き加減によって大きく異なります。レア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンなど、焼き加減によってその味わいは様々に変化します。
お肉を焼いただけのシンプルな料理こそ、シンプルゆえにお肉を味わう醍醐味を教えてくれる料理といえます。
でもお料理って味だけではないのだとつくづく感じさせられます。
美味しいお料理には相応のうつわでいただくのが最高に美味しい瞬間です。視覚、嗅覚、味覚を使ってお肉料理を味わうことが命をいただきます、に繋がるのだと感じます。
がっつり食べられるかたまり肉から、サクッとジューシーなとんかつなどのメイン料理をより美味しく魅せる、感じるためのうつわをセレクトしましていくつかご紹介いたします。
まずご紹介しますのは「陶器・黒石目調盛皿(長角)大」
無骨すぎず重厚感を兼ね備えた石目の盛皿はお肉の赤身をより美味しそうに引き立ててくれます。
陶器だけでもお使いいただけますが、木製のプレートとセットすればぐっと上品になります。
焼き魚などの白身もステーキの赤身もお野菜の緑も映える黒のプレートです。
スイーツのプレートにしたらホイップクリームの白はよく目立ち、高級感がアップしますね。
味わう、地域の「とんかつ」
とんかつは日本の代表的な肉料理で、地域によって大きな特徴があります。
例えば愛知県では濃いめの味噌だれをたっぷりかけた「味噌カツ」が代表的で、
神戸では薄くスライスした豚肉を重ねた「メンチカツ」が有名です。
一方福井県では甘辛いソースで味付けした「ソースカツ」が一番人気なんだそうです。
中でも最も有名でポピュラーなとんかつといえば、「ロースカツ」ですね。
とんかつのお皿に使用した商品は桧・放射杢 12角料理皿(大)です。
桧の柾目の部分をカットして中央でぴったり収まるように木目を活かした料理皿です。
木目の色味で放射状に見えるのが魅力です。
焼肉で特別な時間を
焼肉は日本固有にアレンジされ進化した肉料理で、生の肉を網や鉄板で焼いて食べるスタイルの料理です。
焼肉には牛肉、豚肉、鶏肉、ジビエなど、様々なお肉の様々な部位を食べられます。
その味は部位ごとに全く異なり食べる人の好みも様々です。
日本人の美的センスと味への探求心がシンプルなこのこの料理をここまで進化させています。
ロース、カルビ、タンやレバー、日本人は本当に焼き肉が大好き!
焼肉を囲めばみんな笑顔になる事間違いなしです。
存在感のある階段盛台は「立体盛込・螺旋(八段)」です。
螺旋階段のような盛台は、お肉一つ一つを上品に演出します。
お寿司をのせれば、特選鮮魚のおもてなしができて
スイーツをのせればアフタヌーンティースタンドにもお使いいただけます。
お酒のお供に「焼き鳥」
焼き鳥は串に刺した鶏肉を炭火やガスコンロで焼いた、日本発祥の郷土料理です。
鶏肉のうまみを引き出し、外側はパリっと中はジューシーに仕上がるよう丁寧に焼きます。
じっくり油が落ち、香ばしく焼きあがればもう美味しい!
揚げ物などの油を多く使う料理に比べて、さっぱりヘルシーなのも人気のヒミツです。
焼き鳥は居酒屋などでも手軽に楽しむことが出来、酒の肴として親しまれています。
日本酒と合わせていただきたい一品です。
大人気である「ひのき糸格子敷台」は
格子状の美しい台にガラスをのせた浮遊感も美しいプレートです。
ご使用後のガラスだけ洗えば木の敷台を洗わなくても良いのも嬉しいpointです。
木の取り扱いに不安な方でも安心してお洒落にお使いいただける商品です。
そして居心地良く、楽しんでもらうための空間づくりは総合演出です。
大切なのは、あなたを想って食卓をしつらえたという真心を伝えること。
お客様の笑顔を想像して食卓に趣向を凝らす、その時間こそがおもてなしに欠かせないものなのです。
そんな食卓にまつわる演出のうつわをコンシェルジュがご提案します。
いつでもご来店心よりお待ちしております。