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【木製の器 トラブル対処法】油染み・カビ・黒ずみ・傷のリカバリー・メンテナンス術

2025.12.18

木の器や道具は、日々の食卓に自然な温もりを添えてくれる存在です。
しかし、天然素材だからこそ、使っているうちに思わぬトラブルが起きてしまうこともあります。

油染みが残ってしまったり、気づいたら黒ずみやカビ・小さな傷がついてしまったり。
「ちゃんと使っていたつもりなのに…」とガッカリしてしまうこともありますよね。

今回は、木の器にトラブルが起きてしまったときに
ご自宅でできるリカバリー・メンテナンス方法についてご紹介いたします。

油染み

掲載商品:杉・木皿 黒彩色

 

木は、塗装や仕上げが施されていても、完全に油や水分を遮断できる素材ではありません。

揚げ物や油分の多い料理をのせたままにしたり、使用後すぐに洗えなかった場合などに、
油分が木に浸透し、油染みとして残ってしまうことがあります。

これは天然素材である木の性質によるものです。

 

油染みに気づいたら、まずすること

油染みに気づいた場合は、できるだけ早めに
乾いた布やキッチンペーパーで、表面の油分をやさしく拭き取ってください。

拭き取る際に強くこすらず、広げないように注意することがポイントです。
その後、風通しのよい場所でしっかり乾燥させます。

洗剤や漂白剤、アルコールなどの使用は、
塗装や表面を傷める可能性があるためおすすめしていません。

 

一度完全に染み込んだ油染みを完全に消すことは難しいこともありますが、
時間をかけて乾燥させたり、使い続ける中で全体の色味となじませていくことで
染みが目立ちにくくなることもはあります。

無理に落とそうとせず、
これ以上広げない・悪化させないことを第一に考えるのがポイントです。

カビ・黒ずみ

木製品は、塗装や仕上げが施されていても、湿気や水分の影響を受けやすい素材です。

特に、洗ったあと十分に乾かせなかったり
流し台や湿気の多い場所に置いたままにしていた場合や
梅雨時期など、空気中の湿度が高い環境などの条件が重なると
カビや黒ずみが発生してしまうことがあります。

 

カビや黒ずみに気づいたら

まずは風通しのよい、乾いた場所に移して直射日光は避け、陰干しでしっかり乾燥させましょう。
軽度の場合は、しっかり乾燥させるだけで進行が止まることもあります。

 

表面に浮き出たカビの場合

食器の表面にうっすらカビが浮き出た場合は、紙やすりで対処することもできます。
紙やすりには表面の目の粗さを示す単位がありますので、
食器のカビを取る場合は400番手以上の目の細かい紙やすりを選び、
様子を見ながら木目に沿って優しく一方向にこすっていきましょう。

カビの浮き具合に応じて、ぬるま湯で軽く洗い流してください。
その後、十分に乾燥させることで改善する場合があります。

強くこすったり、無理に研磨することはおすすめしていません。
漂白剤やアルコールの使用・タワシや研磨剤での洗浄などは
木や表面仕上げを傷め、状態を悪化させてしまう場合もあります。

また、まな板にできた黒ずみやカビの場合、「削り直し」もおすすめです。
表面を1〜2mmほど削ることで、まるで新品のように生まれ変わります。
ホームセンターで対応してくれる場合もあります。

掲載商品:タモ&桧プレート

 

毎日使っていると、木の器やカトラリーには、
ナイフやフォークを使った際の刃物が当たった跡や重ねて収納した際にできた擦れなど、
どうしても小さな傷が付いてしまいがちです。

多くの場合、こうした傷は使用に問題が出るものではありませんが、
見た目や手触りが気になる場合は、
目の細かい紙やすり(400番以上)を使って表面をやさしくこすって整えましょう。

このとき、力を入れすぎず、木目に沿って、一方向にこすることがポイントです。
木目に逆らってこすったり、往復させるように動かすと
やすりの傷がかえって目立ってしまうことがあります。

爪が引っかかるような深い傷や、欠けに近い状態の場合は、
無理に削って直そうとすると、かえって形が崩れてしまうことがあります。

その場合は、そのまま使い続けるという選択もひとつです。

木の器は、使い込むことで少しずつ表情が変わっていくもの。
小さな傷も、使ってきた時間の一部として
受け止めてあげることも木製の器の楽しみ方の1つなのかもしれません。

 

青山食演生活では、食卓を豊かに彩るこだわりの器や道具を取り揃えています。
盛り付けの余白や素材の表情を生かすコーディネートで、
日常のひとときも、特別なシーンも心地よく演出できるアイテムに出会えます。

ぜひ店舗で、その魅力を手に取ってご覧ください。

 

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